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by onsa-brother

再会

昨日の美過疎市にお運び頂いた方々に御礼申し上げます、有難うございました。

昨日の行商では、夢にまで見るじり貧からの脱却、とはならず、
夢のまた夢ということが白日の下に晒される結果となりました。

ですが、そんなことはどうでもよい位によかったのは、
市が終わって、会場のすぐ裏にある玉川近代美術館に、近いにも関わらず初めて、
所蔵品の、ことのほか見ごたえのあったこと。

そしてもうひとつ、
市の終わり頃、お客さんとして訪れた方が高校のサッカー部OBで、私より5つ年上で、
在学中のOB戦でおそらくは2度程しか会っていないであろう人との、30年以上ぶりの再会があったこと。

なぜ、数度、しかもOB戦というごく限られた短い時間でしか交流していない人物との再会が
確かであると判明したかといえば、そのひとの語り口調、声のトーンが私の記憶に印象として
残っておって、
そしてもうひとつは、もう6、7年も前になるだろうか、その当時、PCに向かっての図面作成の
仕事の合間に息抜きで観ていた村上龍のRVR「龍言飛語」に、
サッカーが主題の回に対談していた人物の話し方が記憶に残るそのOBに似ていたことが、
消えてしまうであろう記憶をかろうじて留めおいていたのだ。

だから昨日、瞬間記憶の回路が突然つながって、最初は分からなかったそのひとに、
「失礼ですが、○○さんではないでしょうか?」と問いかけたものだ。
「そうだが、なぜ?」という彼に対して「高校のサッカー部の後輩です。」と。
今は東京に住むという彼に、なにか引っかかるものがあり、「何度も失礼ですが、お仕事は?」
と訊くと、
「カメラマンですが。」
世界のサッカーなどを取材するフォト・ジャーナリスト、もう言わずもがなだ。

同行していた奥さんからは、出店していた多くの名だたる業者の中で一番実力のない、
且ついけてない私をして、「一番雰囲気がありましたよ。」と言っていただいた。
もう、儲からなくてもそれでいいや、なんて柄にもなく思ってしまった。
そして、久しぶりの再会のようなそうでないような再会に、彼とやわらかくやさしく
かっこいい握手をして別れた。

私にもそういった再会が時々、そしてたびたび起こるのだから不思議だ。
つまりは、世界は狭いということなのでしょうな。

そして今日も私は、古モノをあっちやこっちへ、出し入れし、動かすのです。







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by onsa-brother | 2017-04-03 20:42 | ・雑記