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by onsa-brother

モノをみる目、みようとする目



先日、フィールドミュージアム SA・NU・KI 2015をみに、香川県の引田に行ってきた。

古い町並み全体を会場にして、多くの工芸作家が集って作品展示する展覧会だ。


その日は、よくモノをみること、意識してみようとすること、美しいモノとは何か、

なにを拠り所にしてモノの価値を判断していくかを思う一日となった。

目利きとかとは少し違う感覚の、モノをみるということについて考えていたのだ。


言葉なぞは必要のない、それそのもの自体の、迫力とでも言うべき魅力を持つモノや、

モノの背景、それが何故そうなっているかとか、機能、形状、素材についての解説によって、それの意味を明快に示し、それによりにわかにそれが価値を持ち始めるといった類のモノもあったりすると思った。


それが本来あった場所や用途を承知、または推測し、これから置かれるであろう空間と使い方を想像すること、想像できるかどうかの視点でモノをみる、そのことによってそのモノが、ある特別な感覚の意味を持ち始める気がする。

それは、とてもパーソナルな感覚であって、パーソナルなことであろう要素を多分に含んでいると思うし、そうであっていいと思う。

しかしそれは同時に、そのことが共通の見解、共有の価値観になるという逆説が言えなくはないとも思うのだ。

新しいモノ、古いモノに関わらずだ。

そのためには、モノを、よく、深く、みようとする意識と、その視線が必要となるのだ。


いまの私には、モノをみようとする目を持つための鍛錬がまだまだ足りないようだ。





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及川 みのる


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稲崎 栄利子


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ほか写真、引田の風景





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by onsa-brother | 2015-11-10 09:09 | ・風景