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by onsa-brother

かくありたい

この辺りの年寄りはよく働く。
軟弱なわたしなぞは、見習いたいと思いながらとてもとてもかなわない。
そしてまた、立居振舞のかっこいい人たちがいるのだ。

昨日のこと。
幼なじみの先輩(サッカー部の先輩で昔は恐かった)と、これまた幼なじみの同級生が営む焼き鳥屋(今治特有の焼き鳥をだす)へ久しぶりに呑みに出かけた。
(長らく離れていた地元に戻ってまだ1年あまり、再びかつての友人たちと交友を結べるのはいいものだ。)

そこへ、実家の近所に住むおいちゃんが家族を伴い食事に現れた。父親とは懇意にさせていただいているが、わたし自身は顔を合わせたときに軽くあいさつをする位の間柄である。
普段より深みのある感じのいいじいさん(あえて親しみを込めて)だなと思っていた。

おいちゃん家族は、食事を済ませ、わたしたちより先に店を出た。
わたしと先輩はその後も呑みながらひとしきり談笑。
そろそろ行くかということになり会計。
その段になり、幼なじみの焼き鳥屋の大将いわく、「ビールのお代分は、さっきのお客さんからもらっているから、それを差し引いて〇〇円なり。」
やられた、かっこいいじゃねえか、じいさん(あくまでも親しみを込めて)。遠慮なくご馳走になった。

池波正太郎が好きだ、若い頃に初めて「男の作法」というエッセイを読んでから愛読者になった。
その中の池波正太郎像に憧れたものだが、簡単に真似できるものではない。真似してみても、大概はずっこけてしまい、かっこよくないのだ。
それを近所のじいさんがいとも簡単にやってのけた。
そしてこれまた、朝から畑仕事や地域の世話役なぞしてよく働くのだ。
わたしもそんな大人になりたいものだ、難しいけど・・・。
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by onsa-brother | 2013-09-10 18:26 | ・雑記